冬のアウトドアウェアと聞いて思い浮かべるのは、寒さを凌ぐ機能性でしょうか、それとも季節に映えるデザインでしょうか。もしその一着に、大自然の摂理そのものが織り込まれているとしたら、袖を通す瞬間の気分はきっと変わるはず。
日本のアウトドアシーンを40年以上牽引してきた老舗〈Foxfire(フォックスファイヤー)〉がこの冬送り出すのは、ただの暖かいフリースではありません。北海道・知床の地で生まれたデザインが、日常に「生命の循環」を運んでくれるのです。
KTL Fleece Jacket ¥26,400
今回の「Keep the Loop」コレクション、一見すると幾何学的でモダンな総柄に見えますが、じっくり目を凝らしてみてください。そこに隠れているのは「海、魚、植物、山、鳥、空」。知床を拠点に活動するデザイナー・稲葉可奈氏が描き出した、道東の自然を象徴する6つのアイコンです。
KTL Fleece Scarf ¥7,150
これらは単に並んでいるのではなく、パターンの中で互いに結びつき、デザインとして、そして生態系として繋がり合っています。海が雨を呼び、山を潤し、川となって魚を育む。そんな壮大なドラマをグラフィックに昇華しているのです。「柄」を着ているようで、実は知床の「生態系」そのものを纏っているような不思議な感覚に包まれます。
KTL Fleece Blanket ¥11,000
この深遠なテーマを受け止めるのは、羊のようなモコモコとした風合いが愛らしいフリース素材。触れるだけで安心するような毛足の長さは、厳しい寒さの中でも温もりを逃しません。
そして見逃せないのが、Foxfireらしい細やかな気遣いです。冬の天敵ともいえる静電気に対し、放電テープを縫い込んだ帯電防止仕様を採用。乾燥する季節のあの不快な「パチッ」から解放されるのは、静かな森の中でストレスなく過ごす動物たちとシンクロするよう。
DELTAPEAK KTL Crew-neck ¥10,450
ラインナップも多彩で、主役級のジャケットから、サッと巻けるスリット入りのマフラー、ケープのようにも羽織れるブランケットまで用意されています。
さらに、吸汗速乾性に優れた「デルタ」素材のクルーネックTシャツも加わり、インナーからアウターまで、シーンに合わせて自然の輪の中に飛び込めるのです。
厳しい自然の中で生きるものたちが織りなす「循環の輪」。それをファッションとして楽しむことは、自然への敬意を表す一つの形なのかもしれません。
1年を走り抜けた自分の体を温めるご褒美として、あるいは大切な誰かへ「自然との繋がり」を届けるギフトとして。この冬はFoxfireのKTLコレクションと共に、雄大な北の大地に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
Instagram:@foxfire_jp
【問】ティムコ/03-5600-0141/https://www.foxfire.jp/