近年の冬は暖冬かと思えば急な極寒に見舞われたりと、天候が読みづらいのが悩みどころ。そんな予測不能な現代の空気に呼応するように、〈THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）〉の2025年秋冬コレクションがさらなる進化を遂げています。
今回のコレクション全体に通底するのは「適応力」。ただ暖かいだけではなく、環境への配慮や、今のファッションに馴染むシルエットへとアップデートされたアイテムたちは必見です。
マウンテンインサレーションジャケット ¥55,000
今シーズン初登場となる「マウンテンインサレーションジャケット」。秋の冷たい雨から真冬の雪景色まで、刻々と変わる空模様に一着で向き合える、まさに現代の気候へ回答を示したような一着です。
ポイントは、防水透湿性を持つ「GORE-TEX」の2層構造に、ブランド独自の化繊中綿「HEATSEEKER」を組み合わせたハイブリッドな機能性。しっかり防水しながら暖かさを逃さない、それでいて過剰な厚着感がないため、秋口から春先までロングシーズンでクローゼットの最前線に立つことになりそうです。
バルトロライトジャケット ¥68,200
今季の「バルトロライトジャケット」や「ヌプシジャケット」は、これまでのファンも思わず袖を通したくなる変更が加えられています。
特に身幅や着丈、袖丈は従来よりもゆとりを持たせた設計になり、現代的なリラックス感のあるシルエットへとサイズ感をアップデート。インナーに厚手のスウェットを着込んでももたつかず、レイヤリングの楽しさが広がります。
特に真冬の絶対的エース「バルトロライトジャケット」には、環境配慮型の新素材「ePE GORE-TEX WINDSTOPPER（PFCフリー）」を採用。高い防風・撥水性を維持しながら、よりクリーンなモノ作りへと舵を切っている点も、今の時代のアウトドアウェアとして選びたくなる理由の一つです。
ヌプシジャケット ¥39,050
また、90年代のヒップホップカルチャーを彷彿とさせる「ヌプシジャケット」は、表地に光沢感のある40Dリップストップナイロンを纏い、より都会的な表情に。小さく畳んで持ち運べるパッカブル仕様はそのままに、街から旅先まで軽やかに同行してくれるでしょう。
アコンカグアフーディ ¥40,700
かゆいところに手が届く存在として新たに加わったのが、定番アウターのフード付きモデル「アコンカグアフーディ」。アウターとしてはもちろん、厳冬期にはミドラー（中間着）としても機能する絶妙な立ち位置が魅力です。遠赤外線効果のある光電子ダウンが、身体を芯から温めてくれる安心感は格別。ゆったりとしたシルエットのおかげで、タウンスタイルにもすんなり溶け込みます。
機能性だけでなく、環境への配慮、そして何より「今着たい」と思わせるシルエットへの刷新。2025年秋冬のザ・ノース・フェイスは、冬のライフスタイルそのものをアップデートしてくれそうな予感に満ちています。
ここでは紹介しきれなかったカラーバリエーションや、細部のディテールの変更点もまだまだ盛りだくさん。新しくなったサイズ感や素材の感触を確かめに、ぜひ店頭へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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