冬の名残が消えきらぬまま、不意に湿気を帯びた温かな風が吹き始める。そんな日本の春は、着るものに一番頭を悩ませる季節でもあります。本格的なアウターでは少し重く、かといってシャツ一枚では心許ない。その「季節の隙間」を鮮やかに、そして快適に埋めてくれるのが、日本独自の解釈で生まれた〈L.L.Bean(エルエルビーン)〉のJAPAN EDITION新作コレクションです。
2026年春、登場するのはアーカイブの意匠に現代の機能を乗せた、情緒豊かなアウターたち。80年代や90年代の空気感を纏いつつ、中身は驚くほど今のライフスタイルに最適化されています。
Livermore Jacket 各¥31,900
まずは、1980年代の面影を色濃く残す「Livermore Jacket(リバモア・ジャケット)」。日本の不快な蒸し暑さをいなすため、背面ヨークのベンチレーションをはじめとした、通気性と防風性を高める工夫が光ります。ドライな肌触りのコットン・ナイロン生地が、ヴィンテージさながらの自然な風合いを演出し、デイリーな装いに奥行きをもたらします。
Prospect Harbor Hoodie Jacket ¥24,200
一歩先行く質感を楽しめるのが、「Prospect Harbor Hoodie Jacket(プロスペクト・ハーバー・フーディ・ジャケット)」です。一見すると武骨なコットンダックのようですが、実はポリエステル100%。軽やかでありながら、着込むほどに馴染んでいく素材感は、クローゼットで育てていく喜びを感じさせます。
Bean’s Windy Ridge Jacket ¥27,500
一方、より軽快に街を駆け抜けるなら、90年代の銘品をモダンにアレンジした「Bean’s Windy Ridge Jacket(ビーンズ・ウィンディリッジ・ジャケット)」が最良の選択肢になります。絶妙な短め丈がボトムスを選ばず、当時の配色を再現したジップの引き手や裏地が、ノスタルジックなアクセントとして効いています。
Naples Soft Shell Jacket ¥24,200
2000年代初頭のソフトシェルをベースとした「Naples Soft Shell Jacket(ネイプルズ・ソフトシェル・ジャケット)」は、機能美を突き詰めた一枚。肩周りの縫い目をなくし、雨の侵入を防ぎつつ腕の可動域を確保した設計は、普段着にこそ必要とされる仕様。襟元にさりげなく施された「OLD KATAHDIN」の刺繍が、ブランドの矜持を語ります。
Roxbury Jacket ¥24,200
Roxbury Vest ¥19,800
最後にに今季の進化を象徴するのが「Roxbury Jacket & Vest(ロクスベリー・ジャケット&ベスト)」のアップデートです。不動の定番「ウォームアップ・ジャケット」からあえてリブを省き、形状記憶性のあるメモリー素材を採用。今シーズンからは裏地にメッシュが追加され、半袖Tシャツの上から羽織ってもベタつかず、初夏まで手放せない存在感を発揮します。
アーカイブが持つ不朽のデザインを尊重しながら、不確かな空模様も、変わりゆく気温も、すべてを楽しみに変えてくれるL.L.Beanの新作アウター。この春、一番長く共に過ごすのは、こうした賢明な一着かもしれません。
Instagram:@llbeanjapan
【問】 L.L.Bean カスタマーサービスセンター/0422-79-9131/https://www.llbean.co.jp