群馬県桐生市で多くのファンを魅了してきたコンセプトショップ「Purveyors(パーヴェイヤーズ)」。彼らが満を持して送り出す新たな宿泊施設「Wilderness Philosopher(ウィルダネスフィロソファー)」が、2024年9月1日(日)、北海道十勝の地にオープンします。
ネーミングの由来は“荒野の哲学者”。大自然の中で原始的な感覚を呼び覚まし、動物たちから学ぶ。そんな深遠な体験を提供したいという想いが込められているとか。都会の喧騒から離れ、北海道の雄大な自然に身を委ねる。そこには、日常では味わえない贅沢な時間が流れているのかもしれません。
ウィルダネスフィロソファーは、3棟のユニークなコテージで構成されています。それぞれヒグマ、オジロワシ、イトウと名付けられたコテージは、アイヌの人々に神様として崇められてきた動物たちをモチーフにしています。
ヒグマ棟では、旭川の木彫り熊の巨匠・佐藤憲治氏の作品が空間を彩ります。抽象的でありながら愛らしい木彫りの動物たちが、静かに私たちを見守っているかのよう。
イトウ棟は、フィッシング愛好家の心をくすぐるインテリア。貴重なヴィンテージのエッチングや、釣りに関する書籍が並び、まるで釣りの博物館のような空間です。
そしてオジロワシ棟は、パーヴェイヤーズのDNAを色濃く反映。厳選されたインテリアと調度品が、洗練された空間を演出しています。
建物自体も、自然との調和を意識して設計されています。現在では珍しくなったハーフティンバー様式を採用し、伝統的な建築美を体現。内装は職人の手によるものばかりで、随所に哲学者の言葉が散りばめられています。
エントランスを飾るステンドグラスは、「St. Heavogon Studio」による特注品。各棟のテーマに合わせたアンティークガラスで作られた、唯一無二の芸術作品です。また、ダイニングキッチンを照らすのは、ガラス作家・小牧広平氏のハンドブロー作品。
有機的な曲線を描く灯りは、まるで生きているかのような温もりを感じさせます。
ウィルダネスフィロソファーの魅力は、室内にとどまりません。周辺には豊かな河川が点在し、オショロコマやヤマベ、ニジマスなど多様な魚種が生息する釣りの楽園。レセプション棟では、フィッシングギアのレンタルも充実しています。
釣り以外にも、マウンテンバイクでのサイクリングや、日高山脈でのトレッキング、少し足を延ばせばサーフィンも楽しめて、レンタルも充実。まさにアウトドアが好きな人にとっての楽園とはこのこと。
パーヴェイヤーズが提案する、この贅沢な体験。
あなたも、北海道の大地で自分だけの哲学を見つけてみませんか?
■Wilderness Philosopher
所在地:北海道河西郡中札内村南常盤東4線
TEL:0155-68-3301
https://feriendorf.jp/stay_concept_wp.php