ダウンブランドが、あえて別のダウンブランドと手を組む。そんな少し不思議でワクワクするニュースが届きました。
日本のインナーダウン市場を面白くし続けてきた〈TAION(タイオン)〉が、ブランド設立10周年の締めくくりに選んだお相手は、アメリカの老舗〈Eddie Bauer(エディー・バウアー)〉。一見すると意外な組み合わせですが、両者の強みを掛け合わせたらどうなるのか。そんな純粋な興味をそそられるプロジェクトになっています。

今回のベースに選ばれたのは、ダウンジャケットの原点とも呼ばれる名作「SKYLINER(スカイライナー)」。クラシックなダイヤモンドキルトや、特徴的なリブの襟元といった愛らしいディテールは、もちろんそのまま。

そこにTAIONらしい「引き算」と「足し算」が加わっています。重厚感のある見た目とは裏腹に、袖を通した瞬間に感じるのは驚くほどの軽さ。古き良きアメリカンアウトドアの顔立ちを崩さずに、現代の街中でもストレスなく着られる一着へと仕上がりました。

SKYLINER EB×TAION LIGHT ¥19,800
見た目はレトロでも、中身はしっかりと最新です。封入されているのは800フィルパワーの高品質ダウン。暖かさはお墨付きですね。
さらに気が利いているのが、両脇に設けられたファスナースリット。ここを開け閉めすることで、座ったときの窮屈さを解消したり、インナーをちらりと覗かせたりと、シルエットに変化をつけることができます。

SKYLINER EB×TAION STANDARD ¥19,800
素材も好みで選べる2種類を用意。軽快さを楽しむ「LIGHT(20Dマイクロリップストップ)」か、少しタフな表情の「STANDARD(リップストップ)」か。どちらを選ぶかで、着こなしの表情もガラリと変わるでしょう。
これだけ語れる要素が詰まっていて、プライスはまさかの1万円台。ふらっと手に取りやすい価格設定には、両ブランドの心意気を感じずにはいられません。
発売は2026年の1月2日(金)。お正月ののんびりした空気に、新しい服のワクワクをプラスしてみるのも良い選択です。クラシックな顔をして、中身は今の私たちにぴったり寄り添う。そんな賢いアウターと、新しい年を始めてみてはいかがでしょうか。
【問】タイオン/052-684-5182/https://taion-wear.jp/

