高機能なギアを街で着ようとすると、いかにもアウトドアな佇まいになってしまったり、逆に全身真っ黒のテック一辺倒になってしまったり。日常のリアルなテンションに馴染む「ちょうどいい落としどころ」を見つけるのは、案外難しいものです。
ミリタリーやアウトドアのギミックを独自のパターンワークで都会的な日常着へと昇華させてきた〈Poliquant(ポリクアント)〉は、そんなジレンマを軽やかに解きほぐしてくれる存在。26AWシーズンに届く〈WILD THINGS(ワイルドシングス)〉と〈TAION(タイオン)〉との最新ピースにも、思わず引き込まれる工夫がたっぷりと詰まっています。

THE ECWCS DEFORMED FACE SHIELD JACKET ¥50,600

THE PMC VENTILATED TRACK PANTS ¥46,200
継続してタッグを組むWILD THINGSとの最新作は、過酷なシーンを想定したタフさと、街を歩く軽やかさのバランスがとにかく秀逸です。
摩擦に強く伸縮性のあるCORDURAファブリックに、保温性を担うPRIMALOFT社のメッシュフリースを抱かせたセットアップ。袖を通すと驚くほど軽快で、風を通さずしっかり温もる安心感があります。

フードのチンガードを引き上げればフェイスシールドへと早変わりし、脇下から裾へ走るジッパーは換気口と大容量ポケットを兼ねる構造。前作からパーツを増やして立体感を際立たせたトラックパンツと合わせれば、全身でギミックを操る楽しさを味わえます。

THE HOODED ACTIVE DOWN JACKET / DEVIDED ¥71,500
一方、2度目の共作となるTAIONとのアウターは、ダウン特有の「もこもこ感」を巧みに裏切る仕上がり。ダウンパックの縫い目をなくし、熱圧着テープで幾何学的な“Ground bottle shape”パターンを描き出すことで、モード服のようなソリッドな顔立ちを生み出しています。

中身は800フィルパワーの良質なダックダウンで防寒性も申し分なし。そのうえ袖とフードを外せばダウンベストへ姿を変え、室内や電車移動で脱いだときには内側のパッカブルバッグへコンパクトに収納できるスマートさも備えています。

道具としてのスペックをただアピールするのではなく、「街でどう動いて、どう着崩すか」まで計算し尽くされた立体的なシルエット。急な冷え込みも天候の崩れも受け流しながら、冬の着こなしに心地いいエッジを効かせてくれる2つのコラボレーションとなっています。
【問】74(セッテクワトロ)/https://poliquant.jp

