画面を指先でタップするのが当たり前になった今、受話器を握ってジーコジーコと数字を回していた頃の所作には、現代が失った不思議な愛嬌があります。
そんな時代のアナログな道具が持っていたユニークな造形を、そのまま時計の世界へ連れ戻したのが〈TIMEX(タイメックス)〉の「1976 Rotary Phone Dial Reissue(1976 ロータリーフォン ダイヤル リイシュー)」です。
1976 Rotary Phone Dial Reissue ¥36,300
モチーフになっているのは、1970年代に登場した通称“Telephone Dial(テレフォンダイヤル)”。黒電話の回転ダイヤルをそのまま縮小したようなフェイスは、同心円のパーツが重なり合う立体的な作りで、時計でありながらヴィンテージガジェットそのものといった佇まいを見せてくれます。
ツヤ感のある漆黒のダイヤルに、温かみのあるイエローゴールドトーンのケース、そして柔らかな光を反射するドーム型のアクリル風防。1976年当時の少しドレッシーで、どこか無邪気なアメリカンカルチャーの空気感が閉じ込められています。
見た目のインパクトは抜群ですが、ケース径は当時の面影を残す小ぶりな37mm。主張しすぎない絶妙なサイズ感のおかげで、腕元に乗せると使い勝手は極めてスマートです。
クタッとした色落ちデニムや古着のミリタリージャケットにサラリと合わせても馴染みますし、クリーンなセットアップの手元に外しのギミックとして忍ばせるのもおすすめ。文字盤の奥に潜むデイデイト表示や、気兼ねなく使えるクォーツ仕様など、日常のツールとしての実用性もしっかりと備えています。
スマートさや合理性を求める毎日だからこそ、手元にはふっと肩の力が抜けるようなストーリーを添えたいもの。袖口から覗く黒電話のダイヤルは、ちょっとした会話のきっかけにもなってくれそうです。
こちらの復刻モデルは絶賛予約受付中、10月2日(金)に発売を迎えます。
【問】TIMEX/www.timexwatch.jp