ミリタリーバッグの機能性には惹かれるけれど、実際に街で使うとなると、あの特有の「装備感」に気恥ずかしさを覚えることがあります。びっしりと並んだストラップや、使い道のわからないループ。本格的であればあるほど、日常の服から浮いてしまうというジレンマ。
けれど、〈WILD THINGS(ワイルドシングス)〉の2026年秋冬新作「ミリタリーライン」を手に取ってみると、そんな先入観が心地よく裏切られます。
A3 PAC(H50×W38×D18cm/30L) ¥22,000
今回のコレクションの根底にあるのは、米軍の名品をベースにしつつも、過剰な装飾を思い切って引き算する思考です。
たとえば、大容量の30Lサイズで存在感を放つ「A3 PAC」。軍用バッグに欠かせないウェビングテープ(MOLLE)をあえて取り払ったことで、強靭なリップストップナイロンの質感が際立つ、驚くほどクリーンな顔つきに変わっています。
サイドにはペットボトルを放り込めるポケットが付いていて、リアリティのある使い勝手がしっかり確保されている点に、アウトドアブランドとしての誠実さが透けて見えます。
EASY TOTE RUCK(H42×W37×D10cm/20L) ¥9,900
STORAGE SHOULDER M(H35×W28×D9cm/15L) ¥8,800
STORAGE SHOULDER S(H26×W21×D7cm/5L) ¥7,700
TWIN SACOCHE(H20×W28×D6cm/6L) ¥8,250
SQUEEZE SHOULDER(H30×W24×D16cm/10L) ¥8,250
MONSTER SHOULDER(H35×W49×D14cm/25L) ¥9,350
LARGE SHOULDER(H34×W52×D18cm) ¥11,000
モンスターパーカーのボリューム感をショルダーバッグに落とし込んだ「MONSTER SHOULDER」や、ニュースペーパーバッグを再現した「LARGE SHOULDER」といった遊び心のある型も揃い、選ぶ楽しみも尽きません。
色はブラックやカーキ、そして柔らかなD.ベージュ。どれも使い古したような派手さはなく、今のワードローブにスッと溶け込む落ち着いたトーンです。
本格派なのに、決して頑張りすぎていない。過酷なフィールドを知り尽くしたブランドだからこそ作れた、まさに今の私たちが使える機能美が詰まっています。
【問】アリガインターナショナル/03-6659-4126/https://wildthings-bag.jp