10代の自分にプレゼントするなら? 中津川吾郎氏による特別なCONVERSEが誕生。

東京・池ノ上の街角で独自の審美眼を磨き続ける「MIN-NANO」のオーナー、中津川吾郎氏。そんな彼の手によって、〈CONVERSE(コンバース)〉のアーカイブを現代へと引き継ぐ「ALL STAR LGCY」が、最高に小気味良い一足へと変貌を遂げています。

1970年代の無骨なディテールに、東京のストリートを軽やかに駆け抜ける今のムードが絶妙なバランスで溶け込んでいるのです。

ALL STAR LGCY 83CAMO OX / 56 ¥15,400

今回のハイライトは、中津川氏が10代の頃、欲しくても手に入らなかった「83カモ」への想いをぶつけた一足。なんと、当時は手に入らない悔しさから、白いオールスターに自分でカモ柄を自作していたというのだから驚きです。そんな情熱が宿った本作には、オリジナルの迷彩には存在しない「オレンジ」が忍ばせてあります。

過去の再現ではなく、中津川氏流のハンティングスタイルへと鮮やかにアレンジされたその佇まいは、街を歩く楽しさを再認識させてくれるはず。

ALL STAR LGCY SU OX / 56 ¥20,900

一転して、清涼感たっぷりの「チョコミント」カラーが映えるスウェードモデルも、並々ならぬこだわりが詰まった力作。あえてサイドのラインを潔く省き、ソールもヒールパッチもオールホワイトで統一した構成は、中津川氏が「躊躇なく作った最高な一足」と語るほどの完成度です。

ポップな発色ながら、スウェードの柔らかな質感がストリートに大人らしい上品さを添え、これまでのコンバースとは一味違う個性を放っています。

ヴィンテージライクな厚手のシューレースや光沢感のあるハトメといった1970年代の意匠は守りつつ、履き心地は驚くほど軽やか。Ortholiteとスポンジラバーを重ねたインソールは、長時間履いても疲れを感じさせない、今の時代に欠かせないスペックです。古き良き美意識に、現代的なクッション性が寄り添うことで、デザインと機能が一つに結実しています。

「Goro」という自身の語呂をネーミングのフックにした「56」の数字に、ちょっとした遊び心が透けて見えますね。

池ノ上というカルチャーの源泉から生まれたこの一足。型にはまらない中津川氏らしいユーモアとコンバースの伝統が混ざり合い、スタンダードのさらに一歩先を行く、心踊るプロダクトの誕生と言えそうです。


【問】コンバースインフォメーションセンター/0120-819-217/https://converse.co.jp/