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嗜好を思考する〈BRAUN〉のデザインイノベーション。

デザイン家電の世界的なパイオニアとして、流行に左右されず、時代を超えて永く愛されるドイツのブランド〈BRAUN(ブラウン)〉。BRAUNは、ドイツ第二の都市フランクフルトの郊外に位置する街、クロンベルグにて1921年に誕生した。

モダンデザインが芽吹き始めた時代に、BRAUNの2代目当主エルヴィン・ブラウンは「デザインは古き良きイギリス執事のように控えめだが、必要な時にはいつもそばにいる家庭機器が我々の理想だ」と述べ、家電デザインに革命を起こしたという。

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以降、「全てのデザインは機能から優先される“機能主義”」を貫き、革新的なデザインを数多く輩出。BRAUNが生み出したプロダクトは、デザイナーやコレクターを魅了し続け世界を驚かせてきた。

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AW10EVO ¥39,000+tax

BRAUNデザインチームのチーフとして約40年間に渡り、500を超える名作を世に送り出した巨匠ディーター・ラムス。ドイツプロダクトデザインの父と呼ばれる彼がデザインを手がけたバウハウスデザインの流れを組む機能的なプロダクトデザインは、クロックやウォッチなど多くの製品がMoMAに所蔵されているほどである。

彼の哲学とも言えるプロダクトデザインの心得「良いデザインの10カ条」は、現代のデザイナーに多大な影響を与え、その製品は、現在世界中で愛用されているデジタルガジェットや家電を通じてその流れを確認することができる。

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AW10EVOB ¥40,000+tax

1989年になると、BRAUNは「AW10」と呼ばれる最初のアナログ式腕時計を発売。その2年後の1991年に「AW50」をリリースする。ブランドのアイコンとなる「AW10」「AW50」を発売することで、BRAUNはもっとも機能的な方法で時間を表示する時計を生み出すというビジョンを実現しようとしたのだろう。

その思惑どおり、彼のデザイン哲学は現在でも色あせることなく、プロダクトデザインの基礎となり続けている。

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BNC020BK ¥15,000+tax

そしていま、過去の製品に甘えることなくトレンドの変化に追随するBRAUN。ディーター・ラムスとともにデザインを生み出していたディートリッヒ・ルブスが、デザインチームに復帰し、BRAUNは新たな道を歩みだしている。

その試みの第一歩として、デザイン性を現代的に再解釈した「AW10 EVO」や、ブルートゥースとUSB2口に対応したデジタルクロックを発表した。

現在のBRAUNチームがつくりあげたオーセンティックなデジタルクロックの新作を皮切りに、デザイン家電のパイオニアであるBRAUNが、新たな進化を告げる。


【問】アイ・ネクストジーイー/03-5496-4317/http://www.br-time.jp